金融用語解説
国債(government bonds)とは
国が財政上の必要によって発行する債券のこと。
償還期限によって、超長期国債(15、20、30、40年)、長期国債(10年)、中期国債(2、3、5年)、短期国債(1年以内)に区分される。
発行元により内債と外債、目的により普通国債、交付国債に分けられる。
さらに発行の根拠法により、財政法に基づき国の道路、港湾、住宅などの公共事業に必要な資金を調達する建設国債や、公債特例法に基づき一般会計歳入の不足を補足するために発行されるいわゆる赤字国債などに分けられる。
また国債には、利子がつく利付国債と、利子相当分を割り引いて発行する割引国債がある。
2003年には初めて個人購入を目的とした個人向け国債が発行された。
2011年3月の東日本大震災発生を受け、同年12月以降に募集する個人向け国債は「個人向け復興国債」として発行されることとなった。また、新たな商品として「個人向け復興応援国債」が2012年4月に初めて発行された。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。