金融用語解説
割賦販売とは
分割払いで商品を販売すること。
割賦販売法では、代金を2ヶ月以上にわたり3回以上の分割払いによる方式で回収する販売、およびクレジットカードによる販売を割賦販売と定義している。
わが国では明治時代の伊予商人による販売にその起源があるとされるが、割賦販売が知られるようになったのは、アメリカですでに普及していたクレジット(消費者信用)を利用した新たな販売手段を、1950年代にミシンや家電製品の販売に利用するようになってからである。1960年代にはクレジットカードの発行が始まり、割賦販売はデパート、専門店などを中心に拡大していった。
割賦販売には販売店と消費者のみによる2者間の契約方式と、信販会社などを介する3者間の契約方式があり、現在は後者が主流となっている。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。