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金融用語解説

外国為替証拠金取引とは

顧客が証拠金として少額を預け、その何倍もの元本があると想定してドルやユーロなどの外国通貨を売買する取引。FX取引として知られている。

1998年の外国為替法改正(外為取引の自由化)によって解禁された。たとえば、50万円を預け20倍で買い注文を出すと、1,000万円相当でドルの買い付けを行う。仮に、為替相場が1ドル=100円のときに買い付け、円安になり1ドル=110円で円を買い戻して取引を終了すると、100万円の利益が出る。

しかし、逆に1ドル=90円と円高になると、100万円の損失が出ることになり、リスクの大きい取引であることがわかる。しかも、「必ず儲かる」などと言って強引に勧誘したり、客をだまして多額の手数料をとるなどといった悪質業者もはびこり、被害が急増し、一定の規制が設けられた(業者の金融庁への登録、断定的な判断を提供しての勧誘の禁止、契約時・取引時などの書面交付の義務づけ、倍率の上限の規制〈現状、個人は最大25倍〉など)。

この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。

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