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金融用語解説

不良債権(bad debt)とは

金融機関の貸出等の債権のうち、企業倒産等により返済されなかったり、返済が遅れたりするなどの問題のある債権。

バブル経済の崩壊に伴って倒産する企業が増え、不良債権が急増し円滑な金融機能を大きく阻害する要因となった。

不良債権は、回収の可能性に応じた分類に基づく残高の公表が義務付けられており、預金者は、銀行が経営内容を開示するディスクロージャー誌において確認することができる。不良債権残高は、2001年度末に40兆円を超えたが、その後の政府の施策や銀行の取り組みにより減少し、銀行の健全性も回復されていった。

なお、不良債権の処理には、債権放棄、債権売却、法的整理(破産、民事再生法、会社更生法等の適用)などがある。

この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。

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