金融経済教育推進会議
暮らしのお役立ちツール「生活設計診断」をリニューアルしました
~使い勝手を改善し、ケーススタディーや解説も充実~
2014年3月26日
金融広報中央委員会
金融広報中央委員会「知るぽると」ホームページでは、このたび、暮らしのお役立ちツール「生活設計診断」をリニューアルしました。
「生活設計診断」は、現在の家計収支や貯蓄、借入れなどをもとに、将来の暮らし向きがお手軽・簡単に診断できるシミュレーション・ツールです。
今回のリニューアルでは、これまでの手軽さはそのままに、以下のとおり、使い勝手を改善しました。利用例や画面イメージは下記をご覧ください。
- 収入・支出、貯蓄・借入残高の推移を、グラフで視覚的に把握できるようになりました。
- 入力条件の修正、条件を変えた複数ケースの診断がしやすくなりました。
- 住宅購入関係データ(住宅ローン返済額や完済期間)の入力欄や、自由に入力できる支出・収入の欄の追加によって、よりきめ細かい診断ができるようになりました。
- 子どもの教育計画、定年後の再就職など、いくつかのパターンにおける入力方法を「ケーススタディー」として紹介したほか、入力したデータでどのような計算が行われるかについての「解説」も充実しました。
利用者の方々の夢や目標への道のりを「見える化」するための助けとして、「生活設計診断」がお役に立てば幸いです。
「生活設計診断」の利用例および画面イメージ
まずは一度、おおまかなデータで結構ですので、現在の家計の状況と今後の生活について入力してみてください。
さらに、解説とケーススタディーをあわせてご活用いただければ、あなたの生活や関心により即した診断結果が得られます。
設例
35歳のA夫さんは、5歳年下で専業主婦のB子さん、3歳になるC太くんと家族3人暮らし。そろそろ自家の購入を…と考えているところです。
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入力画面の《住宅の購入》で、以下のように入力してみます。
入力画面の必須入力項目は“世帯主の年齢”と“現在の年間生活費”の2つだけ。あとは、設例のように、関心のある項目を入力していきます。
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診断結果は…
診断結果は、お天気マークによる暮らし向きの評価、グラフによる収支や貯蓄・借入残高の推移で直感的に把握。
…この先10年間、だいぶ厳しい暮らし向きとなってしまいそうです。
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入力画面にもどって、他の条件は同じまま、自家の購入時期を10年後に変えてみます。
入力画面に戻ると、先に入力したデータが復元されるので、変更したい項目のみ変更して、いくつものケースを繰り返し試すことができます。
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変更後の診断結果は…
…生涯にわたって、比較的ゆとりのある暮らし向きが維持できそうです。
<参考>上記設例(計画変更後)の具体的な入力値一覧
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診断結果では、このように、どのような条件で診断を行ったかを一覧することもできるようになっています。