伝えたいこの一言~生きるために大切な力
金融教育では、「生きる力」を育むことを目的としています。
その「生きる力」―生きるために大切な力―を、各界著名人の言葉で皆さまにお届けします。
2023年3月
つるの剛士さん タレント
- つるの剛士さんから一言
- 「親として子どもたちとかかわる中で、心配するよりも信頼する事の大切さを学びました。」
- つるの剛士さん
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1975年5月26日生まれ。福岡県北九州市出身、藤沢市在住。
「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、2008年に“羞恥心”を結成しリーダーとして活躍。一躍時の人として人気を博す一方で、2009年にカバーアルバム「つるのうた」をリリースし35万枚を売上げオリコン1位を記録。続いてセカンドカバーアルバム「つるのおと」では25万枚を売上げ、トータル60万枚のセールスを記録し、以降精力的に音楽活動を行っている。将棋・釣り・楽器、サーフィン・バイクなど趣味も幅広く、好きになったらとことんやらなければ気が済まない多彩な才能の持ち主。二男三女の父親。
つるの剛士さんのインタビューをお読みいただけます。
- 大事な乳幼児期を取り巻く環境を変えるため、一石を投じられる人になりたい
(広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.64 2023年春号より)
2023年2月
石丸幹二さん 俳優・歌手
- 石丸幹二さん
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東京音楽大学でサックス、東京藝術大学で声楽を学ぶ。
1990年、劇団四季入団、ミュージカル『オペラ座の怪人』でデビュー、『美女と野獣』『ウエスト・サイド・ストーリー』『ハムレット』等に主演し、2007年退団。独立後は、舞台、映像、音楽と多方面で活動を展開している。
主な作品:
舞台/『ジキル&ハイド』、『ライムライト』、『ラブ・ネバー・ダイ』、『パレード』等。
映像/ 大河ドラマ「青天を衝け」、「ライオンのおやつ」、「半沢直樹」等。
音楽/ ソロ・アルバム「My Musical Life」「My Favorite Songs」「Something’s Coming」「武満徹のうた」等。デビュー30周年記念「The Best」「Duets」。オーケストラコンサート・ライブ収録盤「KANJI ISHIMARU ORCHESTRA CONCERT 2022」等。
現在、「題名のない音楽会」司会、「ゲンキの時間」司会、FM「Grand Seiko THE NATURE OF TIME」パーソナリティーを務める他、ロングラン中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(赤坂ACTシアター)にハリー・ポッター役で主演している。
石丸幹二さんのインタビューをお読みいただけます。
- 歳とともに変化する自分の歌声を受け入れ、楽しみたい
(広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.47 2019年冬号より)
2023年1月
上地結衣さん 車いすテニス選手
- 上地結衣さん
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1994年生まれ。兵庫県出身。先天性の潜在性二分脊椎症であったが、11歳で車いすテニスを始める。2012年、高校3年生でロンドン・パラリンピックに出場し、シングルス、ダブルスともにベスト8進出。2014年の全仏オープンでグランドスラム、シングルス初優勝。また、同年の全米オープンでも優勝。同年5月には、初めて世界ランキング1位を記録した。ダブルスでは、日本人女子選手初となる年間グランドスラムを達成し、「女子車いすテニス最年少年間グランドスラム」のギネス記録に認定される。2017年には、全豪オープン、全仏オープン、全米オープンで優勝、シーズン終了時の世界ランク1位で年間王者が確定。2018年、スポーツのアカデミー賞と呼ばれるローレウススポーツ賞、障害者スポーツ部門ノミネート。2021年、1年延期になった東京パラリンピックでは女子シングルスで銀メダル、女子ダブルスで銅メダルと、Wのメダルを獲得。
世界ランク1位奪還を目標に、2024年パリパラリンピックの金メダルを目指して再始動!
2022年12月
谷本道哉さん 順天堂大学スポーツ健康科学部先任准教授
- 谷本道哉さん
- 1972年生まれ。静岡県出身。順天堂大学スポーツ健康科学部先任准教授。
日本オリンピック委員会医科学スタッフ。日本ボディビル連盟医科学委員。環境省ナッジユニット連絡会議委員およびナッジアンバサダー。大阪大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。大学卒業後パシフィックコンサルタンツで勤務後大学院に進学。国立健康・栄養研究所 特別研究員、東京大学 学術研究員、順天堂大学 博士研究員、近畿大学講師、准教授を経て現職。専門は筋生理学、身体運動科学。著書に「スポーツ科学の教科書」(岩波書店)、「筋トレまるわかり大辞典」など多数。NHK「みんなで筋肉体操」「筋肉アワー」「おはよう日本」、テレビ朝日「モーニングショー」などでも運動の効果をわかりやすく解説している。
2022年11月
山崎直子さん 宇宙飛行士
- 山崎直子さん
- 宇宙飛行士。千葉県松戸市生まれ。1999年国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年認定。2004年ソユーズ宇宙船運航技術者、2006年スペースシャトル搭乗運用技術者の資格を取得。2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗、国際宇宙ステーション(ISS)組立補給ミッションSTS-131に従事。2011年8月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後、内閣府宇宙政策委員会委員・臨時委員、一般社団法人スペースポートジャパン代表理事、公益財団法人日本宇宙少年団(YAC)理事長、女子美術大学客員教授、宙ツーリズム推進協議会理事、環境問題解決のための「アースショット賞」評議員などを歴任する。著書に『僕たちはいつ宇宙に行けるのか』(青春出版社、共著)、『宇宙に行ったらこうだった!』(リピックブック社)、『宇宙飛行士になる勉強法』(中央公論新社)、『夢をつなぐ』(角川書店)、『瑠璃色の星』(世界文化社)など。
山崎直子さんのインタビューをお読みいただけます。
- 正解はひとつではない 大切なのは学び続ける心
(広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.27 2014年冬号より)
2022年10月
荒木絵里香さん 元バレーボール選手
- 荒木絵里香さんから一言
- 「バレーボールに限らず、全てのことにおいて謙虚に貪欲に取り組むこと、学ぶことを大切にしています。選手時代、監督がよく話してくれた言葉の一つで、監督自身の姿からこの言葉の意味を学びました。」
- 荒木絵里香さん
- 1984年8月3日生まれ。岡山県出身。元バレーボール選手。
トヨタ車体クインシーズチームコーディネーター。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程在学中。
2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京、オリンピック4大会連続出場。2012年ロンドンオリンピックでは主将として銅メダル獲得。
2014年第一子出産後、競技復帰。東京オリンピックを最後に選手生活を引退。
現在、バレーボールの普及活動やJOCアスリート委員、講演など様々なフィールドで活躍の場を広げている。
2022年9月
マーティ・フリードマンさん ギタリスト
- マーティ・フリードマンさん
- 世界的なヘビーメタルバンドの活動を経て、世界中に熱狂的なファンを持つギタリストとなる。ライブツアーで来日を重ねるうち日本通となり、2004年に活動拠点をアメリカLAから東京新宿へ移す。現在ギタリスト・作曲家・音楽プロデューサーだけに留まらず、国境・業界の枠を越え、イベント・テレビ・ラジオ・CM・映画に出演。 2017年に文化庁から日本遺産大使に任命され、内外で日本を紹介する文化活動を行うなど、マルチ・アーティストとして活動中!!
2022年8月
尾木直樹さん(尾木ママ) 教育評論家
- 尾木ママから一言
- 『笑うと幸せホルモンが放出。生きる力が湧きますよ。「笑う門には福来る」です。』
- 尾木直樹(おぎ・なおき)さん
- 1947年滋賀県生まれ。教育評論家。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、22年間ユニークで創造的な教育実践を展開。その後22年間大学教育に携わり、合計44年間教壇に立つ。
2004年に法政大学キャリアデザイン学部教授に就任。2012年4月法政大学教職課程センター長・教授。定年退官後、現在は法政大学名誉教授。フジテレビ「めざまし8」、日本テレビ「真相報道バンキシャ!」などの多数の情報・バラエティ・教養番組にも出演。「尾木ママ」の愛称で幼児からお年寄りにまで親しまれている。
尾木直樹さんのインタビューをお読みいただけます。
- 生徒とともにつくり上げるクラス 彼らの話を聞き、意見を尊重し一緒に歩むことが大事です
(広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.60 2022年春号より)
2022年7月
はるな愛さん タレント・歌手
- はるな愛さんから一言
- 『人を知るということが生きていく中で大事だと思います。近年、色々と人をカテゴライズする頭文字が出てきていますが、本来であれば、人の数だけ頭文字がなければならないと思っています。みんな違ってみんないい、みんな一緒がもっといい。人を知って理解が増える世の中になることを願います。』
- はるな愛(はるな・あい)さん
- タレント・歌手。大阪府出身。
2008年 口パクものまね「エアあやや」で人気を博し、テレビ番組に引っ張りだこに。
2009年『ミス・インターナショナル・クイーン2009』で世界一の称号を得る。
2010年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソンランナーに抜擢され完走を果たす。
2011年には念願のネイルクィーン大賞に選ばれる。
2013年9月には韓国観光名誉広報大使に任命され、現在も日本と韓国のかけ橋となっている。
2021年の7月には歌手として7曲目の新曲「タピオカの夏」を配信。
8月には東京2020パラリンピック開会式に出演を果たす。
多数のレギュラー番組や広告に出演し、人権にまつわる講演会にも呼ばれる他、映画監督、実業家としての顔も持つ。また、被災地支援や貧困家庭支援にも力を入れている。
はるな愛さんのインタビューをお読みいただけます。
- 自分のコンプレックスと向き合い克服したとき 人生の歯車が回り始めました
(広報誌「くらし塾 きんゆう塾」Vol.59 2022年冬号より)
2022年5月
永井陽右さん NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事
- 永井陽右さんから一言
- 『SNSの時代で無限の情報にさらされている今だからこそ、自分のためにも、より良い社会のためにも、何よりも自分を通して考えるということが大切です。』
- 永井陽右(ながい・ようすけ)さん
- NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。テロと紛争の解決をミッションに、ソマリアやイエメンなどの紛争地にて所謂テロ組織の投降兵や逮捕者などの脱過激化と社会復帰支援を実施。また、テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策レビューなどにも従事。国連関係では暴力的過激主義対策メンター、専門家会議や専門作業部会のメンバー等。博士(社会科学)。国内外で受賞・選出多数。著書に『僕らはソマリアギャングと夢を語る:「テロリストではない未来」をつくる挑戦』(英治出版)、『共感という病』(かんき出版)など。
2022年4月
杉村太蔵さん 元衆議院議員
- 杉村太蔵さんから一言
- 『私が投資をする上でとても重要だと考えているのが理性と感性です。理性とは、感情に走らず、道理に基づいて考えたり、判断する能力という意味です。感性とは、この経営者の考え方は素晴らしいな、この企業を応援して自分も世の中をより良くしたいな、そんな情熱を共有できることです。この理性と感性をしっかり磨くことが「生きる力」になると考えます。』
- 杉村太蔵(すぎむら・たいぞう)さん
- 1979年8月13日、北海道旭川市出身。2004年3月筑波大学中退。 派遣社員から外資系証券会社勤務を経て、2005年9月総選挙で最年少当選を果たす。厚生労働委員会、決算行政監視委員会に所属。労働問題を専門に、特にニート・フリーター問題など若年者雇用の環境改善に尽力。現在、テレビ・ラジオ・雑誌などメディアで活動する一方、派遣社員から国会議員、落選して無職からタレントに転身するなど、自身の経験を交えながら語る政治・経済をテーマとした講演活動を全国で行う。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程 所定単位取得退学。北海道音威子府村と人口減少問題対策・過疎地問題について共同研究を行っている。趣味のテニスは、元国体で優勝したほどの腕前。私生活では三児の父。
2022年3月
増田明美さん スポーツジャーナリスト
- 増田明美(ますだ・あけみ)さん
- スポーツジャーナリスト・大阪芸術大学教授。
1964年、千葉県いすみ市生まれ。成田高校在学中、長距離種目で次々に日本記録を樹立する。1984年のロス五輪に出場。現役引退後、永六輔さんと出会い、現場に足を運ぶ“取材”の大切さを教えられ大きな影響を受け、駅伝・マラソン中継では選手の「人」に迫る解説に定評がある。現在はコラム執筆の他、新聞紙上での人生相談やテレビ番組のナレーションなどでも活躍中。2017年4月~9月にはNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の語りも務めた。2001年から10年間、文部科学省中央教育審議会委員を務め、日本パラ陸上競技連盟会長など公職多数。
2022年1月
西本智実さん 指揮者
- 西本智実(にしもと・ともみ)さん
- 指揮者・音楽科学者。広島大学特命教授、大阪音楽大学客員教授、バチカン国際音楽祭名誉パートナー指揮者、大阪国際文化大使、広州大劇院名誉芸術顧問、ヨーロッパ文化支援財団指名指揮者、世界経済フォーラムYGL他。
ヨーロッパ・全米・ロシア・アジア・イスラエル約30ヵ国の各国を代表するオーケストラ・名門歌劇場、国際音楽祭より招聘。2015年・2016年G7サミットの日本国テレビCMに起用。CNNインターナショナル(TV)、ZDF(WEBSITE)、独仏共同テレビArte(TV)他で取り上げられるなど、世界から注目を集めている。
芸術監督としての舞台演出・指揮『泉涌寺音舞台』は【ニューヨークUS国際映像祭 TVパフォーミングアーツ部門銀賞】【ワールドメディアフェスティバル ドキュメンタリー芸術番組部門銀賞】受賞するなど受賞多数。
2021年12月
渋澤健さん 実業家
- 渋澤健さんから一言
- 『渋沢栄一が示したのは、論語「か」算盤ではなく、論語「と」算盤でした。一見、相容れない関係性を合わせる「と」の力によって、未来を拓く!これが、栄一が我々に残してくれたメッセージです。』
- 渋澤健(しぶさわ・けん)さん
- シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役、コモンズ投信株式会社取締役会長。複数の外資系金融機関およびヘッジファンドでマーケット業務に携わり、2001年にシブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業し代表取締役に就任。07年にコモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業、08年に会長に就任。21年にブランズウィック・グループのシニアアドバイザーに就任。経済同友会幹事、社会保障委員会およびアフリカ開発支援戦略PT副委員長、岸田政権の「新しい資本主義実現会議」など政府系委員会の委員、UNDP(国連開発計画)SDG Impact Steering Group委員、東京大学総長室アドバイザー、成蹊大学客員教授、等。著書に「渋沢栄一100の訓言」、「SDGs投資」、他。
2021年10月
八代英輝さん 国際弁護士/元裁判官
- 事務局注:
- 「雲外に蒼天あり(うんがいにそうてんあり)」とは、困難を乗り越えるとその先は青空(明るい未来)が待っているという意味
- 八代英輝(やしろ・ひでき)さん
- 1964年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、司法試験に合格。
2年間の最高裁判所での研修の後、裁判官に任官。札幌地方裁判所等歴任。1997年に裁判官を退官し、東京弁護士会に弁護士登録。2001年、米国コロンビア大学ロースクールに留学し修士課程修了後、米国司法試験(ニューヨーク州)に合格。全米法律家協会、ニューヨーク州弁護士会各知的財産権部に所属し、ウォール・ストリートで170年以上の歴史をもつ法律事務所に勤務。同事務所日本オフィスの責任者の一人として、日本と米国間を往復。2005年より本拠地を東京に移し同事務所より独立、「八代国際法律事務所」開設。主に国際的な知的財産権ビジネスに携わる。以後、メディア・雑誌等に多数出演。