金融用語解説
可処分所得(disposable income)とは
個人の家計収入から、支払いを義務づけられている税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いた金額のこと。
一般に、日常生活で必要な食料や衣類などの生活必需品の購入や、各種公共料金の支払い、教育費・レジャー費などの消費支出は、この可処分所得の中から発生している。
可処分所得から消費支出を差し引いた残りが、家計の貯蓄となる。換言すれば、最終消費支出と貯蓄の合計が可処分所得であるともいえる。可処分所得のうち消費支出にあてられる額が占める比率を消費性向といい、家計貯蓄の比率を貯蓄性向という。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。