金融用語解説
家計管理とは
家庭経済の諸活動全体を管理すること。
家族および個人の欲求充足とよりよい生活の創造を目的に、所得、消費、貯蓄、負債等を把握し、それらのバランスをとることにより生活の安定・向上を図る手段。手法としては、家計簿の記帳があげられるが、今日ではクレジットによる支払いや自動振込みなどのキャッシュレス化が進んでいるため、単なる現金出納帳では用をなさず、目にみえない金銭の収支を記帳する工夫が求められる。
家計はフロー(毎日の入出金)とストック(財産形成)の両面があり、短期的には貯蓄と消費のバランスをとりながら日々の生活を維持し、長期的にはストックとしての資産を形成することが生涯家計の安定につながる。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。