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金融用語解説

複利とは

利子にもまた利子がつくこと。

たとえば、元金(もともとのお金)が100万円あり、この100万円を金利2%(年利)で1年間預金したとすると、1年後には102万円になる。この場合、2万円は、元金に対してついた利子である。この2万円も含めて(つまり102万円を)再び金利2%で1年間預けると、1年後には104万円となるのではなく、104万400円となる。この400円は、利子である2万円についた利子である。このように、利子にもまた利子がつくことを、「複利」という。

長い期間でみると、複利の効果は非常に大きい。複利にするためには、利子を元金に組み入れて運用すればよい。上記の例では利子の2万円を元金100万円に加え、102万円を新たな元金としていた。

これに対して、利子を元金に組み入れない場合、「単利」となる。上記の例で、利子の2万円を元金100万円に組み入れず、100万円のみを再び金利2%で預けたとすると、1年後には104万円であった(100万円+1年目の利子2万円+2年目の利子2万円)。このような運用を「単利」での運用という。

なお、お金を借り、返せない場合、借金の利子にもまた利子がつき、複利で借金が増える。その増え方は「雪だるま」に例えられることも多い。

この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。

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