家計の金融行動に関する世論調査
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成19年~令和2年)
調査結果をご覧いただく上での留意点
1.調査結果の誤差
本調査の調査対象者数は8,000名である。調査の精度は、さいころを多く転がせば“1”の目が出る確率を限りなく真の値である6分の1に近づくのと同じように「標本数(調査対象数)が多いほど、調査結果は真の姿(真の世論)に近づいていく」という統計学上の“大数の法則”に基づいている。
では調査(仮に3,500名とする)の回答結果は、どの程度の誤差をもっているのだろうか。例えば3,500名のうち、Aという考えをもつ個人の比率が20%であった時には、真の比率は何%になると考えればよいであろうか。
下表は、調査対象数と調査結果の比率に応じた誤差の範囲を信頼度95%で計算した早見表である。これによれば先の結果は、調査対象者数が3,500名なので調査結果の比率はプラス・マイナス1.9%の誤差をもち、母集団の比率は、20回調査を行えばそのうち19回程度は20±1.9%の区間にあるという測定結果を得ることになる。
調査結果の比率 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1% (または 99%) |
5% (または 95%) |
10% (または 90%) |
20% (または 80%) |
30% (または 70%) |
40% (または 60%) |
50% | ||
調査 対象数 |
100名 | 2.8% | 6.2% | 8.5% | 11.3% | 13.0% | 13.9% | 14.1% |
250名 | 1.8% | 3.9% | 5.4% | 7.2% | 8.2% | 8.8% | 8.9% | |
500名 | 1.3% | 2.8% | 3.8% | 5.1% | 5.8% | 6.2% | 6.3% | |
1,000名 | 0.9% | 1.9% | 2.7% | 3.6% | 4.1% | 4.4% | 4.5% | |
2,000名 | 0.6% | 1.4% | 1.9% | 2.5% | 2.9% | 3.1% | 3.2% | |
3,000名 | 0.5% | 1.1% | 1.5% | 2.1% | 2.4% | 2.5% | 2.6% | |
3,500名 | 0.5% | 1.0% | 1.4% | 1.9% | 2.2% | 2.3% | 2.4% | |
4,000名 | 0.4% | 1.0% | 1.3% | 1.8% | 2.0% | 2.2% | 2.2% |
P=調査結果の比率、n=サンプル数、各セルの計算式は
2.計数の表示
回答欄に併記された計数は、断りのない限り、選択肢形式の場合は回答比率(%、小数第2位四捨五入)、数値記入形式の場合は合計項目の回答世帯を分母とする平均値(単位未満四捨五入)を示す。回答ゼロの項目は-で示す。なお、無回答者を掲記していないため、単数回答項目についてその回答比率の合計は必ずしも100にならない。