金融教育公開授業
2021年度 金融教育公開授業
長野県金融広報委員会
原村立原中学校
金融広報中央委員会
長野/原村の実施報告
「金融教育公開授業 in 長野(原村)(原村立原中学校)」(12月9日開催)
原村立原中学校は、八ヶ岳西麓に位置し、豊かな自然と郷土の文化に恵まれた、在籍生徒数223名の学校です。一村一校の良さを生かし、幼保小中の連携をはじめとして、原村の自然、産業、暮らし、人々等をテーマに、地域の特色や課題について探究するキャリア教育「原村学」の実践など、地域に開かれた学校づくりをめざしています。
12月9日(木)に金融教育公開授業を開催し、3年生を対象に公開授業、授業研究会、パックンマックンによる講演会をオンラインで行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
総合的な学習の時間で3年生が実施している5つの「原村学講座」の中の一つである「原中ワインをつくろう」講座では、中学校の中庭で実際にワインぶどうを育てながら、地域の方にぶどうの栽培からワインの醸造までを教わり、働くことの意義を学んできました。公開授業の当日は、自分たちで栽培したワインぶどうを醸造してつくる「オリジナルワイン」のラベル作成に取り組みました。
担当教員やワインづくりの指導を行っていただいている講師から、「自己満足ではなく、デザインを通して“誰に何を伝えたいのか”を考えよう」とのアドバイスを受け、生徒一人一人が、「豊かな自然」や「原風景」など、自分が伝えたいことを熱心にデザインに起こしていました。
2.授業研究会
金融教育研究校の委嘱を受け、研究主題を「よりよく生きる力を育む」とし、金融教育の研究に取り組んできました。
公開授業に続き行われた授業研究会では、はじめに担当教員から、「原中ワインをつくろう」講座の取組みについて発表が行われ、その後、オンラインで参加いただいた地域の方々から、生徒たちの活動に関する感想や今後への期待などをお話しいただきました。
また、「原村学」の活動や、特別支援学級で行っている「高空株式会社」(特別支援学級を株式会社に見立て、株式の発行、商品の開発・製作・販売、株主への配当等を行う活動)の取り組みについての意見交換も行いました。
3.プログラム
- 10:50~11:40
- 公開授業
「原中ワインをつくろう」(3年 総合的な学習の時間) - 11:50~12:40
- 授業研究会
発表者:原村立原中学校 教務主任 平塚広司 - 14:40~15:30
- 講演「日本とアメリカのお金模様~学校では教えないお金と経済~」
講師:パックンマックン