金融用語解説
ヤミ金とは
貸金業の登録の有無にかかわらず、刑罰が課される出資法の上限金利を超える金利で金銭貸付を行う違法な金融業者。
一般の消費者金融会社やクレジット会社の返済がほぼ毎月1回行われるのに対して、ヤミ金の返済は、多くが1週間や10日ごとに1回となっている。その金利は非常に高く、「トゴ」(10日で5割、年利換算で1,825%)などの暴利をむさぼる業者まである。
ヤミ金は、返済困難に陥った多重債務者や中小零細業者、さらには破産者などをターゲットとし、これらの人々の名簿を入手してDMを送りつけ、融資を迫る。ヤミ金は苛酷な取立ても凄まじく、本人や親族にまでおよび、職場で騒ぎ立てることもある問題業者である。被害にあった場合は警察に連絡をとるべきだろう。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。