金融用語解説
401kとは
加入者やその勤め先企業が毎月一定額の掛け金を積み立て、将来受け取る年金額を積立金の運用実績にゆだねるタイプの年金。
給与水準や勤続年数によって受取額(企業から見れば給付額)が確定している従来の確定給付型年金とは異なり、受取額は確定していない一方、拠出額(掛け金)は確定しているため、確定拠出型年金と呼ばれる。米国で一般化したしくみであり、その規定が米国内国歳入法の401条(k)項にあることから401kまたは日本版401kとも呼ばれる。
加入者は、掛け金の運用先を、複数の金融商品から自分の判断で選択する。運用実績が良ければ受取額は大きくなり、悪ければ受取額が掛け金の積立額より下回るというリスクも伴う。確定拠出型年金を導入している企業は、従業員に対して運用に関する知識を向上させるよう配慮する義務を負う。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。