金融用語解説
プリペイドカード(prepaid card)とは
商品・サービス購入に用いられる代金前払い、商品後渡し決済方式のカード。
首都圏のJRと私鉄などで使えるSuicaやPASMO、NTTのテレホンカード、図書カード、いろいろな方面に使われる電子マネーであるEdyなどがこれにあたる。Edy、Suica、PASMOなどの非接触型ICカードと、テレホンカード、図書カードなどの磁気カードがあるが、いずれも前払式証票規制法(通称プリペイドカード法)による規制を受ける。
利用者は、小銭を用意する必要がなく、割引でプレミアムがあるなど利点もあるが、カードの紛失、変形等使用できなくなった場合、カード使用者が損失をこうむる。また発行者には、固定客の確保、顧客の消費行動に関する情報の入手、代金先取りによる資金運用や代金回収の費用節約などメリットが多い。
この情報は、2015年(平成27年)10月時点の情報です。