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おかねのね

なぜ、おこづかい帳をつけるんだろう?

おこづかい帳をつけさせる目的

おこづかい帳をつける目的は、お金を計画的に使う練習をするためといってもいいでしょう。収入がいくらあって、何に、いつ、いくら使ったか、さらに今、いくら持っているか、頭の中に記憶しておくのは困難です。記録を残すことによって収支を把握することができます。

子どもはおこづかいを使いすぎて欲しい物が買えなかったり、よく考えたら後悔するものを買っていたり、失敗も経験するでしょう。おこづかいの記録をチェックすることで、自分のお金の使い方のくせに気づき、より価値ある使い方ができるようになります。

さらには、予算を立ててお金を管理できるようにフォローしていきましょう。

おこづかい帳をつけ始めるタイミング

おこづかい帳をつけさせ始めるタイミングとしては、定額のおこづかいを与え始める際に、おこづかい帳の記帳を条件にするといいでしょう。最初は記帳の仕方を教え、しばらくは要領をつかむまで一緒につけましょう。

記録の習慣づけ

子どもに助言

子どもにとっておこづかい帳をつけ続けるのは相当の根気がいる作業です。習慣がつくまでは子どもが買い物をした日のうちに声をかけたり、おこづかいを渡した時にチェックしたりしましょう。ちゃんと記帳ができていたらしっかりほめましょう。そのうえで買ってよかったものなのか、後悔するものだったのかなど振り返らせ、子ども自身の工夫を促すことで、子ども自身がお金を計画的に管理できるようになります。

現金と残高が合わない!

子どもにおこづかい帳をつけさせると、手元にある現金と残高に誤差が生じることがあります。現金が足りない、または現金が多すぎるといった事態です。

でも、家計簿もおこづかい帳も、現金と残高を合わせるためだけにつけているのではありません。どんなお金との付き合い方をしているのかを見直し、これからどのようにやりくりするか計画を立てるためです。

誤差が生じたことに目くじらを立てるのではなく、子どもがお金と上手に付き合えるようになるための手助けをしてあげましょう。子どもが大人になってお金の面で自立できるように。

もっと調べたいときには・・・

金融教育プログラム 小学校における金融教育の指導計画例
「おこづかい帳を記録してみよう」で授業の実践例を見ることができます。

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